【この事例のポイント】
クリアケース中心のパッケージから紙素材中心のパッケージへ
株式会社ジャッカル(本社:滋賀県大津市)は釣り具の企画・開発・製造・販売を手掛けており、その中でもルアーフィッシング用品に特化して製品を展開している。 今回はその主力商品であるルアーパッケージの実績をご紹介いたします。従来品(プラスチックケース)から
紙+クリアケースのハイブリット型に切り替え
ルアーフィッシング用のパッケージだからこそ
自然と共存するルアー愛好家向けの商品だからこそ、パッケージにも素材のサスティナブル化が求められます。
しかし個装箱に写真やイラストで印刷したものだと細部にまでこだわった質感、輝き、透明感をお客様にお伝えするのは難しい。
商品の視認性を維持し約70%のプラスチック使用量を削減(当社比)
従来品がクリアケース中心だったパッケージだったため、パッケージの見直しを検討する商談からスタートしました。商品の特性上、中身が見えるケースをというご要望があり、商品が入った状態での見栄えの確認・輸送テストの試作を重ねました。
その後に、商品の視認性・美映生を維持し、針が飛び出るなどのリスクが残るためウィンドウ部分には最低限のプラスチックを残し、構造を紙素材とプラスチック素材とのハイブリット型にしたことで、商品の視認性を維持しつつプラスチック使用率約70%の削減に成功しました。
パッケージ制作の課題と挑戦
今回の事例では、一部プラスチック原料が使われているものの、プラスチック素材をバイオPETやリサイクルPETに置き換えるご提案など廣川では包装資材のサスティナブル化の動きをますます加速させていきます。
廣川には、紙の構造や形状加工のアイデアを豊富に持ち合わせた箱作りのプロが多く在籍しています。パッケージを工夫することで、消費者に正しく・しっかりと製品の特長を訴求することができ、パッケージを通じて「売り上げアップ」や「お客様満足度の向上」のお手伝いができるので、ぜひお気軽にご相談ください。
営業担当者からのコメント
パッケージ事業部 N
包装管理士の資格を活かして、皆さまのお役に立てるよう頑張ります。
営業担当者からのコメント
時代に合ったパッケージ提案を行ないます。
お客様が何を求められているかをヒアリングし、それを形にしていく仕事におもしろさがあります。環境問題は今後益々重要なテーマとなるので、その要素を盛り込みながら形にしていくことは大変なこともありますが、試作を重ねてお客様に納得いただけるパッケージの提案をこれからも続けていきます。