株式会社かならぼは「モノ・コトを通じて、世界中の人々の生活に新しい希望を。」をテーマに化粧品の開発・製造・販売を行っている会社です。 この度当社は、同社の取り扱うメイクパレットの店頭什器を納品しましたのでご紹介いたします。

【この事例のポイント】

1. 棚タイプのカウンター什器の企画・設計
2. テスター位置が分かるような工夫

1.棚タイプのカウンター什器の企画・設計

現在同社がよく採用しているカウンター什器は、その商品形状から什器に奥行を付けて、同じ商品をカラーごとに同じ列に立てて陳列するトレイタイプが主流です。

同社他什器

今回陳列する商品はパレット形状のため、お客様より「商品を寝かせた状態で陳列したい」とのご要望を頂きました。それにお応えするように、当社で新たに棚タイプの什器の企画・設計を行いました。
この什器は、簡単に組み立てられ且つ商品を安定して並べることができる仕様になっています。念のため組立説明書も同梱し、什器に必要な部材と一緒に1セット毎に袋詰めされています。


 

商品を並べる上段部分は、棚の形になるように仕切りを入れます。そして、仕切りが見えるように窓枠のようにデザインカバーをかぶせます。
デザインカバーをかぶせることで簡易な組立でありながら、商品紹介のスペースを確保し、店頭での視認性の向上と商品の取りやすさを両立させています。

棚となる仕切りを組み込みます

枠の中に仕切りを入れてカバー台紙を差し込めば完成です。

2.テスター位置が分かるような工夫

この什器は、テスターの定位置が分かるように土台部分を二重にし、テスター台をくり抜いて段差をつけています。そうすることでテスターの置き位置が一目でわかり、組み立てる際に店舗によってテスターの置き位置にバラツキが出ないような工夫をしました。
また、予め台紙に両面テープを付けておき、店頭でテスターが落ちたり、紛失したりすることを防ぐように配慮しています。
 

廣川株式会社は、お客様のご要望にお応えして、什器の企画・設計・製造も承っています。今までにない形や陳列方法が難しい商品でも、ぴったりと合う什器をご提案致します。お困りの際は一度ご相談ください。