カタシマ株式会社(本社:兵庫県養父市)は、洋菓子の製造販売ならびに喫茶、フランス料理レストランの運営を手掛ける企業です。 この度、同社が城崎温泉にオープンした新店舗「グルテンフリーショップ片島成好堂」で人気商品の「オコメ・デ・カヌレ」のオンライン販売のための専用トレイを当社が作製致しました。
【この事例のポイント】
- 輸送中の揺れを最小限に抑えるためのトレイ設計の工夫
- トッピングポケットの採用によるデコレーションが壊れない工夫
1.輸送中の揺れを最小限に抑えるためのトレイ設計の工夫
「オコメ・デ・カヌレ」は、兵庫県の但馬地方で生産される「コウノトリ育むお米」というブランド米を100%使用したグルテンフリースイーツです。
このスイーツは、その風味と味わい、もっちりとした弾力感、可愛らしいデコレーションが魅力とされています。
以前は店舗限定販売でしたが、全国販売への拡大に伴い、冷凍輸送での販売を開始しました。その際、輸送時の振動や衝撃による中身の破損が課題となっていました。
そこで、当社は実際にカヌレ焼成に使用されている型をお客様からお借りし、それを参考にトレイの形状をカヌレとピッタリはまるように設計しました。
この工夫により、カヌレが容器内で動くことを最小限に抑え、中身が運送時の揺れに影響されづらい状態にすることが出来ました。
2.トッピングポケットの採用によるデコレーションが壊れない工夫
繊細なスイーツは、持ち帰り時に破損するリスクが高まることがあります。「オコメ・デ・カヌレ」も例外ではなく、デコレーションに使用されるナッツやドライフルーツが、トレイのフタによって損傷を受けないように配慮する必要がありました。
そこで、当社はトレイのフタにトッピングポケットを設計し、デコレーションをポケット内に収納できるようにしました。
この工夫により、出来立ての状態でキープし、可愛らしい「オコメ・デ・カヌレ」のデザインを保ったまま消費者にお届けすることが出来るようになりました。
このように、輸送時にも中身の揺れがほとんど起こらないカヌレにピッタリと合うトレイ形状の工夫と、デコレーションを保護するトッピングポケットの採用の組み合わせにより、「オコメ・デ・カヌレ」専用の容器を納品しました。
当社は、コーポレートバリューである「ぴったり!を仕立てる」という言葉を大切に、豊富な知識と緻密な企画力を駆使し、顧客と消費者の視点に立って提案して参ります。
商品の特徴をそのまま消費者へ届けるために、日々製品開発を行って参ります。
営業担当者からのコメント
エースパック事業部 I
食品パッケージのことならお任せください!
営業担当者からのコメント
憧れの商品に携われてうれしいです
子供のころから馴染みの洋菓子店の仕事だったため たくさんの思いを込めて作成しました。