アーマリン近大は、和歌山県西牟婁郡に本社を置く、近畿大学のベンチャー企業で、養殖魚や加工品の販売、飲食店の経営などを行っています。今回は、同社が昨年12月に発売した「近大フィナンシェ」のパッケージについてご紹介いたします。
【この商品のポイント】
- コンセプトをさりげなく伝える「疑似エンボスパッケージ」のグラフィックデザイン
- 商品のパッケージングまでお手伝いしてお客様の手間を削減
1.コンセプトをさりげなく伝える「疑似エンボスパッケージ」のグラフィックデザイン
近畿大学は、世界で初めてクロマグロの養殖に成功した実績を持ち、その養殖されたマグロは「近大マグロ」として親しまれています。この商品はマグロの形をモチーフにしたフィナンシェが複数個入った商品です。「パッケージにもこだわりたい。」というお客様のご要望に対し、当社はマグロが泳いでいるグラフィックデザインを疑似エンボスという表面加工を用いて表現しました。疑似エンボス加工とは、印刷後に2種類のニスを塗布しツヤツヤ面とテクスチャー面を表現することができる加工です。マグロのグラフィックデザイン部分をテクスチャーに、水中部分をツヤツヤになるように仕上げました。質感による違いを表現したことにより、さりげなく商品のコンセプトを伝えられ、高級感もぐっと引き立ちます。

2.商品のパッケージングまでお手伝いしてお客様の手間を削減
この商品パッケージでは、箱の形状設計、表面加工の手法から製造にいたるまで廣川株式会社が承りました。さらにお客様よりフィナンシェをお預かりして、商品をパッケージへセットする作業も当社が承りました。お客様にとっては、資材に加えてお菓子の詰め込みまで当社で完結するため、発注や納期管理の手間や、コストも削減することが可能です。
今回の案件では、「近大フィナンシェ」のブランドとしての魅力を引き立てる提案と、ワンストップソリューションの提供ができました。デザイン作成からセットアップまでのワンストップソリューションをご希望の方は、ぜひ当社にお気軽にお問い合わせください。
営業担当者からのコメント
パッケージ事業部 M
趣味は映画鑑賞で週に1本は見ています。大阪府南部出身。コストに合わせた提案ならお任せを。
営業担当者からのコメント
表面加工で差をつけました!
疑似エンボス加工は市場では珍しい寄りの加工ですので他製品との区別が可能です。
アイキャッチ力が大きくアップします。更に傷がつきにくくなるという効果もあり、まさにいいことづくめです。
実はコストも比較的お安くできちゃいます。私の推しの加工です!