個性的なビジュアルと、組み立て・開封のしやすさを両立した 小さな製品の特長をしっかり訴求できるパッケージ
【この事例のポイント】
- 小さな製品の特長をしっかり訴求。消費者に正しく情報を伝えるパッケージの使命
- 茶葉をイメージした個性的なビジュアルと、組み立て・開封のしやすさを両立
雑貨の企画・販売企業様より、お茶を淹れる時に使用するアイデア雑貨のパッケージのご要望をいただきました。こちらは雑貨品店や量販店、ホームセンターなどで販売され、メインの購買層は30~40代の女性です。
1. 小さな製品の特長をしっかり訴求。消費者に正しく情報を伝えるパッケージの使命
小さな製品のパッケージは、製品サイズに合わせて箱を作ると訴求面が十分に確保できません。しかし、箱自体を大きくすると製品自体のサイズが消費者に正しく伝わらず、顧客満足度の低下やクレームを引き起こす原因となる可能性があります。
そこで、
製品を入れる箱部分に台紙をつけることにより訴求面を拡げ、しっかりと製品の特長を伝えるスペースを確保しました。箱自体は製品サイズに合わせているため、消費者に誤った大きさの印象を与える心配もありません。
2. 茶葉をイメージした個性的なビジュアルと、組み立て・開封のしやすさを両立
台紙をリーフのように型取ることで、製品特徴である茶葉の形をパッケージにも反映させました。
売り場で陳列された際に目を引きたくなる個性的なビジュアルですが、それとは裏腹に通常のパッケージの仕様と大きく変わらない形状であるため、セットアップの作業性や開封のし易さには影響がありません。
さらに、ブランド名と商品名は金色の箔押しで目立たせました。ひとことで「金色の箔」と言っても様々な種類がありますが、今回はお茶をイメージして少し青みを感じられる金色を数種類ピックアップし、クライアント様に理想のカラーを選んでいただくことでイメージ通りに仕上げることができました。
廣川には、紙の構造や形状加工のアイデアを豊富に持ち合わせた箱作りのプロが多く在籍しています。あらゆる実績からぴったりの形状イメージ・素材・加工方法をご提案できますので、ぜひお気軽にご相談ください。
営業担当者からのコメント
パッケージ事業部 N
包装管理士の資格を活かして、皆さまのお役に立てるよう頑張ります。
営業担当者からのコメント
クライアント様のイメージにあった形状を考えました!
過去にも作成したことのある形状を使いながら、クライアント様のイメージにあった形状を考えていきました。
また、形状だけでなく加工についても要望を形に変えていくことで、信頼が得られたと思います。