カステラとトレイの「くっつき防止」を容器構造の工夫で解決。角に丸みを持たせピンホールの防止と安全性を両立したトレー
【この事例のポイント】
- トレイの角に丸みを持たせ、ピンホールの防止と安全性を両立
- トレイとカステラの「くっつき防止」は、容器構造の工夫で解決
クライアント様の抱える課題やデメリットを解消したカステラ用の容器をご紹介します。
1. トレイの角に丸みを持たせ、ピンホールの防止と安全性を両立
当初、クライアント様からは「ピンホールが発生するケースがあり、代替トレーによる改善提案をしてほしい」というご相談をいただきました。トレイの角が立っておりフィルムを破ってしまうことで起きる問題でした。
そこで、
トレイの角を立たせず丸みを持たせ、袋に入れた時に破れない仕様に変更しました。淵で手を切らない安全性も両立しています。これにより、ピンホール発生は改善され、トラブルの報告は無くなったとのことです。
2. トレイとカステラの「くっつき防止」は、容器の構造の工夫で解決
規格品のご提案や、カステラトレイの実績品紹介・ヒアリングをする中で、クライアント様が抱えるもう一つの課題を知ることになりました。消費者がカステラを取り出す際にトレイにくっつき、カステラの一部が剥がれることで商品価値を下げてしまわないように、トレイとカステラの間に敷紙を1枚挟むことで対策していたのです。
新たな課題が浮き彫りになり、
くっつきを防止させる形状の検討・検証を行いました。表面をザラザラとさせる加工を施すことで剥離性を向上させ、敷紙を挟む必要がなくなり解決しました。
容器の構造の工夫が作業効率アップとコスト削減に繋がった一例です。
廣川は、あらゆる別注品の提案実績と豊富なノウハウを持っており、容器を通じてお客様の抱える課題を解決することができます。是非お気軽にお問い合わせください。
営業担当者からのコメント
エースパック事業部 I
趣味は天然温泉巡り、スポーツ観戦です。北関東営業所に所属しております。形状提案ならお任せください。
営業担当者からのコメント
精一杯提案できた、思い入れのある商品です!
課題解決に向け、先輩・上司の力を借りながら精一杯提案できた、思い入れのある商品です。
転勤に伴う担当変更の御挨拶の際、お客様からこの商品のことに触れて頂き、「いいトレーを一緒に作成することができた」と声をかけて頂いたことは本当に嬉しく思いました。