株式会社Dear Lauraは化粧品製造販売、企画開発、輸出を行っている会社です。
今回は、同社の代表商品である「pa ワンダーネイル」のパッケージを作成しましたのでご紹介をさせて頂きます。
【この事例のポイント】
- UV耐光インクを使用した個装箱
- 独特な切り込みの下丸穴
1.UV耐光インクを使用した個装箱
マニキュアといえばその「色」が大切ですよね。
自分の肌の色に合ったなじむ色、好みの色、挑戦したい色など…好みの色があり選ぶことが難しい商品の一つです。
また、テスターも無かったり、あったとしても気軽に塗ることができない方も多いのではないでしょうか。
やっと見つけた!と思っても実際に付けてみるとイメージと違ったり…そんな経験もあるのではないでしょうか。
メーカーHPより「pa ワンダーネイル」の色味一覧
実は、通常印刷に使用されるインクは、長い間光の下に置かれると印刷の色が変色してきます。
これは『退色』とよばれ、太陽光や電気光から発せられる紫外線の影響によるもので避けることが難しいのです。
マニキュアは店頭では明るい光の下にディスプレイされることが多い商品です。
そんな状況の中でパッケージはとても大切な役割を担っています。
弊社ではマニキュアの色と相違の無いパッケージの色味を保つことが消費者にとってもメーカーにとっても大切だと考え、今回弊社にて作成したパッケージは『UV耐光インク』を使用しました。
耐光インクを使用することにより、インクの光による劣化を防ぐことができ、長期に亘って店頭に商品があったとしてもパッケージの変色や色の劣化を防ぐことができます。
2.独特な切り込みの下丸穴
たくさん色の種類があれば、それぞれの色に品番が振られていることが一般的です。
これは商品とパッケージが相違なく梱包されているかなどの商品管理などに必要な物で今回は商品の底面に品番が書かれていました。
ただ、通常の個装箱に入れてしまうと品番が見えなくなってしまい、本当に正しい色が入っているのかどうかの確認が難しくなります。
そこで弊社の提案した仕様は、底部に穴を開けて、箱から出さずとも品番が確認できる箱です。このひと手間で出荷時の確認はもちろん、お客様のリピート購入時の色の間違いも防ぐことができます。
何気ない底穴ですが、商品の価値を上げてリピート率をアップさせるフックとなっています。
お客様の商品価値を高めるパッケージのご提案
この様に当社ではお客様の製品に求められる特性に応じた機能を備えた包装資材をご提案をさせて頂きます。
商品の価値を高めるパッケージでお困りのことがありましたらお気軽にご相談ください。
営業担当者からのコメント
パッケージ事業部 N
包装管理士の資格を活かして、皆さまのお役に立てるよう頑張ります。
営業担当者からのコメント
お客さまの要望に合ったパッケージをご提案いたします。
使い手と購入者にメリットのあるパッケージ作成を心がけています。
形状やデザインなど、商品の企画段階から携わり、ご提案いたします。