【この事例のポイント】

1. 紙商社の持つ知識でイメージにぴったりの紙を選定
2. たった一枚の紙で、これだけ強く訴求できる！売り場で目立つパッケージは台紙の構造がカギ
3. PP製クリアケース、紙の台紙、ラベルシールの3点一括オーダーで、コストや手間を削減できる

有限会社ライラクス（本社：大阪府東大阪市）は、釣りに使われるパーツやサバイバルゲームグッズなどのスポーツ用品を卸している企業です。

今回は、主にWEBショップで販売される釣り用具の消臭ミストのパッケージのご要望をいただきました。

1. 紙商社ならではの知識でイメージにぴったりの紙を選定

台紙の素材は、光沢を抑えながらも重厚な風合いのある「ホイル紙」を提案しました。キラキラ感を抑えることによってPOP文字を目立たせるのが狙いです。

ホイル紙に黄色のインクで印刷をすると金色のような光沢が生まれる特徴を活かし、キャッチコピーを更に引き立たせました。

ホイル紙への印刷は色の出かたに心配もありましたが、事前に色見本を預かり印刷現場の職人と相談することで、クライアント様のイメージと相違なく理想の色を出すことに成功しました。

2. たった一枚の紙で、これだけ強く訴求できる！売り場で目立つパッケージは台紙の構造がカギ

ボトルのように細長い製品のパッケージは、製品サイズに合わせて箱を作ると訴求面が十分に確保できません。

そこでパッケージの左半分は訴求スペースにしました。光沢のある紙と大きな文字は売り場でも目立ち、一瞬で製品の特長を訴えかけることができます。

展開図。このような訴求力のあるパッケージも、構造を工夫すれば1枚の紙から作ることができます。

目を引く"飛び出し矢印"も、特別なパーツを用意することなく1枚の紙から作られます。

3. PP製クリアケース、紙の台紙、ラベルシールの3点一括オーダーで、コストや手間を削減できる

今回は、本体ボトルのラベルシールも廣川が製造しました。釣り用具のラベルシールは適度な耐水性が必要であるため、シャンプー等のボトルラベルにも使われるPPラミネート素材を採用しています。

つまり、こちらの製品は外側のクリアケース、紙の台紙、本体ボトルのラベルシールの3点を廣川が製造しています。

廣川は、紙の商社でありながら様々な素材の包装資材を製造するメーカーでもあり、あらゆる資材の調達ネットワークを持っています。今回のように異なる素材の資材であっても、一括オーダーが可能です。PP製クリアケースから紙箱やシールまで、一括してお任せください。