スケーター株式会社はプラスチック家庭日用品の企画販売、ファンシー雑貨の企画及び販売を行っている会社です。
廣川株式会社では同社の「環境にやさしいランチシリーズ」の外装箱を作成致しましたのでご紹介させて頂きます。
【この事例のポイント】
- プラスチックから紙へ切り替えた外装パッケージ
- プラスワンのご提案でさらに環境配慮
1. プラスチックから紙へ切り替えた外装パッケージ
今回作成した外装パッケージは環境に配慮した商品にぴったりの素材となります。「環境にやさしいランチシリーズ」は、環境配慮商品として天然鉱石のタルクを約20%配合した、減プラでSDGsに貢献した環境にやさしいお弁当箱やお箸などのランチシリーズです。
そんな環境に配慮した商品の外装箱も環境に配慮して作成することを目的として今回はご提案させて頂きました。
従来、同社のお弁当箱はPP袋に入った状態で販売をされていましたが今回の商品では脱プラスチックを目指し紙100%のパッケージを希望されていました。
当初クラフト製の袋が第一希望ではありましたが、ご予算上作成が難しかったため代替案として紙箱のご提案をさせて頂きました。
その際に中の商品が見えるように窓部分を作成、その窓部分もPPフィルムの貼付けを無しに窓のみにすることで、プラスチックの使用が全くないパッケージが出来上がりました。
これはパッケージの廃棄時の分別の手間が無くなることはもちろん、環境に配慮した素材を使用したパッケージとなりました。
従来のパッケージ(PP袋入り)
窓を開けた状態の新しいパッケージ
2. プラスワンのご提案でさらに環境配慮
今回ご提案したのは形状や材質だけではありません。
せっかく環境に配慮した商品になるので徹底した環境配慮を謳いたい。そう思い印刷に使用するインクにもこだわり今回はベジタブルインキを使用しました。
ベジタブルインキとは再生可能な大豆油、亜麻仁油、桐油、ヤシ油、パーム油等植物由来の再生油やそれらを主体とした廃食用油を使用した油を利用して作成したインキのことです。
そんなベジタブルインキを使用した印刷物には、「植物性インキマーク」を印字することができます。最近では化粧品パッケージや雑誌等の印刷物にも広がりを見せています。
環境に配慮したインクの使用は一般消費者にも環境問題への関心を訴えることができます。
普段何気なく目にするパッケージだからこそ、視覚的に訴えることが大切になるのではないでしょうか。
家庭日用品を取り扱ってい、より多くの方に自社商品を通して環境問題を身近に感じてほしいという同社の想いを廣川株式会社ではパッケージを通して形にしました。
営業担当者からのコメント
パッケージ事業部 S
大阪出身です。お客様の要望に寄り添って、臨機応変に対応します。
営業担当者からのコメント
環境に配慮するきっかけとなりました
お客様の商品に合わせて、環境配慮の紙素材と使い、かつ今までのパッケージの特徴である中身を見せるという、両方の特徴を活かした素材を提案できることが廣川の特徴だと思いますし、お客様も満足いただいたので、大変よかったです。