食品容器にはさまざまな種類があり、用途や提供シーンによって適した形状が異なります。
本記事では、テイクアウトや惣菜販売でよく使われる食品容器を、形状別にわかりやすく解説します。ぜひ最後までご覧ください。
そもそも食品容器とは?
食品容器とは、食品の鮮度・衛生・形状を保ったまま流通させるためのパッケージ全般のことです。主な役割としては「保護」「保存」「販促」の3つ。食品容器の種類を戦略的に選択することで、食品ロス削減や業務オペレーションの効率アップ、さらには食品や料理をおいしく魅力的に見せる販促効果も期待できます。

食品容器の種類を形状別に解説!
こちらでは一般的な食品容器の種類について、解説していきます。
【食品容器の種類(1)セパレートタイプ】
セパレートタイプは、本体とフタが分離している形状の食品容器です。
このタイプは、中身を美しく見せることができる形状が多く、ケーキやサンドイッチなど、商品の魅力を最大限に引き出す販促効果を発揮します。透明なフタで中身を鮮やかに演出しながら、外部からの衝撃や異物から食品をしっかりと「保護」し、「衛生」を保ちます。

また、弁当や麺類では、容器をそのまま食器代わりとして使用できるため、提供されたお客様にとって扱いやすく、より「おいしく」食事ができるという利便性も大きな特長です。
商品一覧はこちらからご覧ください。【セパレートタイプ】

【食品容器の種類(2)フードパックタイプ】
フードパックタイプは、本体とフタが一体となっている形状の食品容器です。
フタのタイプが2種類あり、ゴムやテープで留める必要がある非嵌合タイプは簡易的に、カチッとフタが閉まる嵌合タイプはワンタッチで「保護」と「保存」を実現します。本体とフタを別々に管理する必要がないため、在庫の省スペース化や物流コストの削減に繋がり、「業務オペレーションの効率アップ」に大きく貢献します。

和菓子やサンドイッチを中心に、幅広い食品に対応し、多種多様な色・柄のラインナップも魅力です。季節メニューや特別メニューに合わせて容器のデザインを変えるだけで、視覚的な販促効果を高め、食品が持つ「季節感」や「特別感」をお客様に伝えることが可能です。
商品一覧はこちらからご覧ください。【フードパックタイプ】

【食品容器の種類(3)トレイタイプ】
トレイタイプは、本体のみで構成されるシンプルな形状の食品容器です。
食品の「形状保持」と「保護」を主眼に置き、薄型から仕切り付き、ひな壇付きなど、多種多様なラインナップで幅広い用途に対応します。

特に洋菓子や惣菜などに用いられるトレイには、商品がトレイにくっつくのを防ぐリブ加工や、食べやすいように先端が折れ曲がる加工など、細部にわたる「機能性」が充実しています。
これらの工夫は、食品の「衛生」を保ちながら、お客様の利便性を高め、商品の価値を向上させる販促効果も期待できます。機能性と見た目の両面から最適なトレイを選ぶことで、消費者により「おいしく」快適に商品を楽しんでもらえると考えます。
商品一覧はこちらからご覧ください。【トレイタイプ】

食品容器と合わせて検討したい食品包装資材と使い捨て資材
一般的な食品容器とは一味違った見せ方をしたい場合には、こちらでご紹介する食品包装資材や使い捨て資材をご検討ください。
さまざまな種類の資材を試して見せ方を工夫するだけで、他社との差別化を図れます。
【箱系パッケージ】
イベントやパーティにぴったりな箱系パッケージは、紙製食品容器の中でも大型で特別感があります。環境に配慮したクラフト素材でナチュラルなイメージを与えるオードブル容器や、耐油・耐水性抜群で電子レンジにも対応したピザ箱、高さのある持ち手付きケーキ箱などさまざまな種類があり、テイクアウト需要に応えることで、客単価の底上げにも繋がります。

【変形型食品包装資材】
コーン型経木・スタンド袋・わっぱといった変形型の食品容器は、そのインパクトのある見た目で消費者の目を引き、購買意欲を刺激します。例えば、コーン型経木は片手で食べ歩きしやすいため屋台やイベント販売に最適で、珍しい形をしているのでSNSでの販促効果も期待できます。
スタンド袋は安定して自立するため売り場で商品を目立たせることができ、わっぱはいつものお弁当に特別感という付加価値をつけられます。こうした種類の食品容器を使うことで、SNSでの販促と単価アップの両面から売り上げに貢献することができます。

【食品カップ】
食品カップはお弁当の惣菜を仕切ったり、焼菓子の焼成に使える小型食品容器です。
丸型、小判型、楕円型、マドレーヌ型など形状のバリエーションが多く、耐熱性・剥離性など機能性に富んだ種類もあります。手のひらサイズのものが多く重ねて保管ができるため、在庫を圧迫することなく必要な時に仕切りや焼成型として使用できます。
商品一覧はこちらからご覧ください。【食品カップ】

【レースペーパー】
レースペーパーは、商品を直接包むより”見せる”ことに特化した使い捨て資材です。焼菓子や惣菜の下に敷くだけで高級感やハイセンスな演出を可能にし、店舗のブランドイメージアップに寄与します。また、ラッピング用としてもアレンジができ、様々なシーンや用途で活躍します。
商品一覧はこちらからご覧ください。【レースペーパー】

エースパックのオリジナル食品容器「調理器具シリーズ」
こちらでは、廣川株式会社の食品パッケージ部門のハウスファクトリー「エースパック」が独自に開発した食品容器「調理器具シリーズ」についてご紹介します。
汎用性・拡販力・手軽さという観点から、食品をより魅力的に演出できる食品容器を作りたいという現場の声から企画・開発されたシリーズです。そのまま食卓に出せるため、料理をお皿に移し替える手間や後片付けの労力から解放される点に加え、”映える”食品容器として好評を得ています。

【スキレット容器】
スキレット容器は小型の鋳鉄フライパンを再現した食品容器で、デパ地下のデリやスイーツまで幅広く活躍します。電子レンジに対応しており、内嵌合仕様のため液漏れリスクを低減できます。積み重ね陳列も可能で売り場で高さを出したレイアウトができるため、この可愛い見た目との相乗効果で消費者の目を引くこと間違いなしです。
商品一覧はこちらからご覧ください。【スキレット容器】

【カッティングボード容器】
カッティングボード容器は木製ボードを模したデザイン性が高い食品容器です。落ち着いた色合いの本体は、サンドイッチなどの断面がおしゃれな料理を際立たせ、カフェスタイルを簡単に演出できます。撮影映えする商品としてSNSでの拡散、認知度のアップが期待できます。
商品一覧はこちらからご覧ください。【カッティングボード容器】

【釜めし容器】
釜めし容器は、本体兼用でフタを変えるだけで韓国鍋から釜めし鍋へアレンジできる2wayの食品容器です。アジアンフード専門店だけでなく、イベントやフェアで特別メニューを展開したい時にも最適です。バリエーション展開に伴う在庫リスクを低減できる商品としても評価されています。
商品一覧はこちらからご覧ください。【釜めし容器】

【鉄板グルメ容器】
鉄板グルメ容器は、レストランの熱々プレートを再現した食品容器で、大中小3種類のサイズ展開があります。ハンバーグやステーキを”じゅわっと感”とともに訴求できるため、高単価メニューのテイクアウト強化に最適です。耐熱性に加え、黒色ボディが食材を引き締めるため色味補正も兼ね備えた商品です。
商品一覧はこちらからご覧ください。【鉄板グルメ容器】

【飯ごう容器】
飯ごう容器はキャンプ道具を忠実に再現した遊び心あふれる食品容器です。中皿付きでご飯とおかずをセパレートでき、電子レンジで加熱する際には蒸気循環設計でムラなく温まり、機能性も抜群です。(中皿なしでも使用できます。)アウトドアイベントやキッチンカーに導入することで、満足度の高い顧客体験を提供し、リピート率の向上も期待できます。
商品一覧はこちらからご覧ください。【飯ごう容器】

食品容器とは?種類を形状別に解説!まとめ
用途やターゲットに合わせて食品容器の種類を適切に選定することで、物流・管理コスト削減と販促効果向上を同時に実現できます。当社では、用途や販売シーンに合わせた最適な食品容器をご提案し、企業様のビジネス拡大をサポートいたします。
ご不明点やオリジナル開発のご要望がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。



